2026年7月14日に「小型無人飛行機等飛行禁止法」が改正されました
飛行禁止エリアが300mから1,000mに拡大されました。
ドローン業界にとっては大きなトピックです。2026年7月14日に「小型無人飛行機等飛行禁止法」が改正(?)されました。
内容としてはドローンの性能向上(主にカメラ)に伴い、重要施設の敷地・区域(レッドゾーン)から「イエローゾーン」と呼ばれる警察への事前通報等が必要なエリアが1,000mに拡大されたのが大きなトピックです。
厳しい罰則
従来はイエローゾーンの飛行では、警察官の機体の飛行中止命令に反した場合に罰則があったのですが、今回の改正(?)で飛行させていた場合、即罰則「6ヶ月以内の拘禁刑又は50万円以下の罰金」が適用されるようになりました。
神奈川県ではどうなるか
神奈川県内ではどの施設が該当するか、神奈川県警ホームページから抜粋したものが以下のとおりです。
海上自衛隊
- 海上自衛隊横須賀地方総監部船越庁舎(田浦警察署)
- 海上自衛隊横須賀地方総監部逸見庁舎(横須賀警察署、田浦警察署)
- 海上自衛隊吾妻島地区(田浦警察署、横須賀警察署)
- 海上自衛隊比与宇地区(田浦警察署、横須賀警察署)
- 海上自衛隊横須賀地方総監部補給倉庫(田浦警察署、横須賀警察署)
- 海上自衛隊艦船補給処(田浦警察署、横須賀警察署、逗子警察署)
- 海上自衛隊長浦・新井地区(田浦警察署、横須賀警察署)
陸上自衛隊
- 陸上自衛隊武山駐屯地(横須賀警察署)
- 陸上自衛隊横浜駐屯地(保土ケ谷警察署、神奈川警察署、戸部警察署)
- 陸上自衛隊久里浜駐屯地(横須賀南警察署)
航空自衛隊
- 航空自衛隊武山高射訓練場長井統制地区(横須賀警察署、三崎警察署)
在日米軍
- キャンプ座間(座間警察署、相模原南警察署)
- 厚木海軍飛行場(大和警察署、海老名警察署、藤沢北警察署)
- 横須賀海軍施設(長井通信試験施設を含む。)(横須賀警察署、田浦警察署、三崎警察署)
- 横浜ノース・ドック(神奈川警察署、横浜水上警察署、戸部警察署)
- 相模総合補給廠(相模原警察署)
- 吾妻倉庫地区(田浦警察署、横須賀警察署)
- 浦郷倉庫地区(田浦警察署)
- 鶴見貯油施設(鶴見警察署、川崎臨港警察署、川崎警察署)
空港
- 東京国際空港(川崎臨港警察署) ※所在地は都内ですが、東京国際空港の周囲おおむね1,000メートルの地域(対象施設周辺地域)の一部が川崎臨港警察署の管内に該当します。
神奈川県は防衛施設・米軍施設が多いため該当施設が多いです。
国の重要施設、外国公邸等が多い東京都もかなり厳しくなりました。
実際のところどうなのか?
国土地理院HPで三浦半島と東京都心を確認し、スクリーンショットを撮りましたので以下に貼り付けます。


横須賀市の中心部から田浦まで、久里浜、西地区のイエローゾーンが拡大されました。東京都心は山手線の内側の南半分はほぼイエローゾーンになりました。
絶対に飛行させてはいけない、というわけではありません。
48時間以上前に管轄の警察に申請を出し、許可が得られればドローンの飛行は可能です。
「明日空撮できますか?」と対象地域内のお客様からご依頼をいただいても飛ばすことは不可能です。
空撮は「準備8割、飛行1割、運1割」
空撮は技術も大変重要ですが、お客様にご迷惑をおかけすることもできませんので準備段階が非常に重要だと弊所では考えています。
準備とはフライトプランによるイメージの共有、管轄省庁などへの届け出や許可申請を指します。これがプロジェクトの8割を占める重要な段階だと思います。
現場でアドリブを入れることも多々ありますが、それはアドリブが効く場所だと事前に確認しているからです。
最後に当日の天候、こればかりはどうしようもありませんが、外せない要素です。
まずはご相談ください。
お客様が上記のようなことを考えていただく必要はございません。
全てパイロットが知識を持ち、飛行の可否の判断をするものです。
ご相談いただければ誠心誠意、対応させていただきます。


